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98年式 ローバーMINI 車検作業 小野市 M様

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いつも御入庫ありがとうございます。今回は車検で御入庫いただきました。

まずは保安基準不適合個所からの作業にかかります。

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リヤブレーキ点検。ドラム(蓋)をとりはずしたところです。

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ブレーキシューの残量点検⇒使用可能でした。

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ブレーキペダルからの踏力を油圧を介して、ブレーキシューに伝えるホイールシリンダーの点検。

オイル漏れはありませんでしたが、サビによる固着がありましたので交換いたしました。

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新品部品ですが、一度分解しグリスアップ後組み付け。

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交換後はブレーキラインにエアが噛みますので、エア抜きの作業も兼ねてブレーキオイルの交換をします。

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フロントブレーキの点検

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パッド残量は8.0mmと十分にあり。

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ブレーキマスターからのオイル漏れも良く見るので点検。

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大丈夫です。

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次に御用命事項のエンジンオイル漏れの修理です。漏れ箇所はシフトセレクトシャフトのシールの部分でした。

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シールとブーツの交換で治りました。

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次はエンジンルームの点検です。

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画像では分かりにくいと思いますが、ロッカカバーのパッキン部分にオイル漏れが始まっていました。

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ロッカカバーを取り外し、

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洗浄し、

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組む前に、綺麗にしておきます。

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新品パッキンに交換後組み付けました。

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この後エンジンオイルフィルターを交換し、エンジンオイルを充填。Valvoline20w-50を使用しています。

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ドライブベルトも劣化が見られましたので交換。

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新旧比較。

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交換後。

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ラジエータ液は本来綺麗な緑色ですが、御覧頂いた通り濁った色をしています。

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こちらも交換いたしました。

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交換後です。ラジエータ清掃後に新しいクーラントを注入しましたが、完全には取りきれない汚れがクーラントを濁してしまいます。

その為少し濁ったように見えますが、きっちり交換されておりますのでご安心ください。

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エンジンの負圧をコンピューターに伝えるバキュームパイプも良く劣化が起こるパーツです。

亀裂が入り、余分な空気を吸うとエンジン不調の原因になります。今回は早めに交換しました。

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足回りでは各アームの連結部分のジョイントをグリスアップ。

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こちらはリヤの足回り。矢印部分のニップルからグリスを注入。

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室内に移り、足元のカーペットをめくりナットの締め付けを確認。

ステアリングギヤボックスの取付部分です。緩み等無く正常でした。

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トランクのワイヤーも切れていたので交換いたしました。

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バッテリーは正常でした。

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スペアタイヤも忘れずにエアの点検。

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こちらは追加御用命のクイックシフト取り付けです。

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DELTAさんのクイックシフトに交換いたしました。

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交換後ブーツが付いてしまえば全く分かりませんが、操作するとシフトストロークが少ない事に気づきます。

以上が今回作業させていただきました、主な作業レポートです。

御入庫ありがとうございました。

 TECHNO FACTORY 藤本