STEP MOTORS selection
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フィアットにガラスコーティングを施しました
まずは下地作りです
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まず、アルミホイールの汚れを洗浄し
高圧高温洗浄機で塗装面に付着した汚れを洗い飛ばします
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AFTER
洗浄後のアルミホイールです
汚れの残り易いスポーク裏の汚れも
丁寧に取り除いてあります
次にシャンプーで固着した汚れを包み込み洗い流し
最後に鉄粉を除去して外装磨き下地を作りました
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乾燥後、シングルポリッシャーを使用して
傷と表面のクスミを取り除いていきます
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BEFORE
右フロントフェンダーのキズです
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AFTER中
スポンジからウールバフに切り替えて
キズ表面の凸部分を研削し
スポンジバフで熱を与えながらキズの凹部分を埋めていきます
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AFTER
キズ消し後の状態です
綺麗に取り除けましたね
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BEFORE
ボンネットのちょっと深いキズです
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AFTER
キズ消し後のボンネットです
こんな感じで気になるキズを消していきます
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キズとクスミを取り除いてから
太陽の下で塗装表面の状態を確認します
オーロラと言われる磨きキズが出ていますね
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ここで使用するのが
G’zox製 クリアベールフィニッシュです
コーティング下地に最適な被膜形成型仕上げ剤です
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このクリアベールとギアアクションポリッシャで
磨きキズを埋めていき被膜を作ります
ギアアクションはシングルアクションの回転方法と違い
塗装表面を研磨するのに優れます
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AFTER
外装磨き後のボンネットです
美しく深みのある色・艶になりましたね
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外装磨き後
フロントガラスとルーフガラスの下地を作ります
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G’zoxのガラス研磨剤を使用して
ガラス表面に張り付いた油膜を除去します
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磨いていくと写真のようにガラス面の油膜がわかります
これが無くなるまで優しく取り除いていくと・・・
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弾く所が無くなり油膜が無くなった事が解ります
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AFTER
半分だけ油膜を取り除いた状態です
油膜が無くなる事で水が張り付くようになりました
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AFTER
左右両方の油膜を除去しました
油膜が残っていると油膜の上に撥水剤を塗布する事になり
撥水層の密度が不安定で剥がれやすくなってしまいます
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次にボディ塗装面のコーティング下地を作ります
水をかけると水が水滴になっています
ガラス面と同じようにこのままでは下地としては失格です
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AFTER
脱脂後の状態です
脱脂後の塗装面は水が張り付き動きません
この状態になればコーティングが張り付き易く
被膜形成後、安定し強度も増します
下地処理後、十分に乾燥させました
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乾燥も終わりコーティングを施します!
乾燥したガラス面に定着安定剤を塗布します
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塗布する事で撥水の層がガラス面に張り付く状態になります
塗布後10分乾燥させます
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次に撥水剤を塗布します
ビンの中に窒素ガスが封入されており
酸素に触れる事で被膜を形成します
その為、使い回しが出来ない1本使い切りです
塗布後さらに10分乾燥させ
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最後に拭き残しがないように拭き上げて完了です
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AFTER
施工後の状態です
G’zoxはプロ用の名前ですが元はソフト99です
ソフト99と言えばガラコが有名ですね
そのメーカーがプロ用に耐久性能を高めたのが
G’zox ハイパービューです
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ボディ塗装面用ガラスコーティング剤
Glasstec Coat GT-Cです
ガラス質でもガラス系でもない
最高水準の完全無期質ガラスです
被膜は親水性被膜で汚れを浮かし水と相性が良いので
雨で汚れが流れ落ちるセルフクリーニング効果があります
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パネル1枚ごと丁寧に塗布していきます
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乾燥後、何度も確認しながら丁寧に拭き上げ仕上げます
GT-Cは硬いので1回2回では十分に拭き上げが出来ません
ゆっくり乾燥させながら表面の拭きムラを取り除いていきます
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AFTER
施工後のボンネットです
ガラス特有の艶出し効果が加わりより美しくなりました!
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以上がフィアット チンクエチェントの
ガラスコーティング施工内容です
STEP MOTORS selection 清掃・仕上げ担当 髙木 大地