整備レポート
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メルセデス ベンツ W221 Sクラス
年式 平成18年3月
走行距離 157,238km
この度はご入庫ありがとうございました。
それでは順番にご説明させていただきます。
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入庫時車両状態は、
メーター内に「サスペンション警告メッセージ」が表示され、
フロントの車高が下がってしまっていました。
当然車両側のスイッチを押しても車高は上がりませんでした。
テスターにてコードを確認したところ、
エアサスペンション系統でのエア漏れのコードが入力されていました。
コンプレッサーは強制的に作動を停止されていた状態でしたので、
テスターにて解除し、コンプレッサーを作動したところ、
コンプレッサー本体からのエア漏れが確認できました。
まずはコンプレッサーの交換を実施します。
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写真手前側が新品のコンプレッサーです。
今回使用した部品は、純正部品ではありませんが、
同一メーカーから供給されているOEM部品を使用しました。
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樹脂で出来た部分に亀裂が発生し、エア漏れが発生していました。
経年劣化によるものと推測されます。
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交換後の写真です。
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交換後テスターにて故障コードを消去し、
ロードテスト実施しています。
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ロードテスト実施後、再度テスターにて現在の車高レベルを確認しています。
写真の通り誤差が約2.0mmとなっておりますので、正常数値です。
併せて数時間放置後の車高の変化もありませんでしたので、
各部漏れはないと思われます。
以上で今回の整備は完了です。
万全のサービスを心掛けておりますが、
何かお気づきのことがございましたら、
何なりとお申し付けください。
この度はご入庫ありがとうございました。
TECHNO FACTORY 橘川
2015年 6月25日