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TCR10エスティマ 12か月点検とその他修理 加古郡M様 CK5653

いつもご利用ありがとうございます。

エスティマの御入庫です。今回は当初クーラント漏れの修理を承っておりましたが、点検に切り替えての作業となりました。

クーラント漏れはリザーブタンクの割れでした。

 
新旧比較
交換後。クーラントを注入しウォーターラインのエア抜きを実施し完成。
12か月点検中です。
下回りの点検中。年式や走行距離から不具合箇所がいくらかみつかりました。詳細は後ほど。
ベルトの状態OK
前後タイヤを外し、ブレーキ残量他、状態のチェック。(残量はまだありました)
タイヤの残量も点検。前後サイズが違う為にローテーションは実施せず。
バッテリー点検(現状は異常なし)
エンジンオイルとオイルエレメントは交換しました。
エアエレメントも新品と比べ、交換です。
タイヤを取り付け後、エア圧のチェック。
スペアタイヤも忘れずに点検(エアの調整をしました)
ついでに洗って収めています。
ホイールボルトは規定トルクで締め付け確認。点検作業はこれで終了。
ここから、点検中に発見した不具合箇所の修理作業です。
オイル漏れとディストリビューターキャップの割れ。
運転席を取り外しての作業になりました。
ヘッドカバー取り外し状態。
ヘッドカバーパッキン交換中。
ディストリビュータも一緒に取り外し、(右からOリング、ディスロータ、ディスキャップ)不具合部品を交換しました。
Oリングに至っては、ゴムが硬化し、パキパキに割れていました。これではパッキンの役割ができていなくて当然です。
交換後。オイル漏れの修理は作業の時間のほとんどが、漏れたオイルの掃除になります(泣)
次にエクイップメントドライブシャフトのカップリングの交換です。
経年劣化でゴムの部分が割れてきます。そのまま乗っていると振動、異音、最悪でははエンジンの回転力がボンネット内の各パーツに伝わらず色々な故障を起こします。
取り外し交換していきます。取り外した部品はすでにゴムがちぎれている状態でした。
交換後。
この年式のエスティマの泣き所です。交換していれば安心です。
国産車は作りがいいので、少しくらいの故障ではオーナー様でもあまり気づきませんし普通に乗れてしまいます。
今回は点検して、はじめて気づいた不具合の修理がほとんどで、12 ヵ月点検の重要性に気付かされた作業でした。
御入庫ありがとうございました。
TECHNO FACTORY 藤本
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