H16 BMW X5 K様 整備
整備レポート
BMW X5
年式 平成16年10月
この度はご入庫ありがとうございました。
それでは順番にご説明させていただきます。
ATランプ点灯修理
テスターにて診断したところ、多数の故障コードが入力されていました。
主に電源系統でのコードでしたので、電源系統の診断を進めていきました。
バッテリーは前回交換実施していますので、充電電圧の測定を実施しました。
正常な充電電圧は14.0V付近のです。
オルタネーター内部、制御系統の不具合で、
充電電圧が規定値をはるかに上回ってしまっていました。
オルタネーターの交換を実施しました。
右がリビルトのオルタネーターです。
交換後の写真です。
今回は併せてエンジン冷却水漏れの修理を実施しています。
漏れていた箇所は、インテークマニホールド下部にある。
冷却水をためているところのカバーからでした。
カバーのガスケットが劣化し、漏れが発生していました。
カバーを取外したところです。
取付部清掃して組付けしています。
右が新品のカバーです。
カバーを組付けたところです。
もう一点、パワーステアリングフルード漏れの修理も実施しています。
ホースが劣化し、漏れが発生していました。
タンクから出ている2本のホースを交換しています。
各部組付け後、新品の冷却水を補充しています。
冷却水は、冷却系統を真空にし補充していきます。
冷却水補充後、冷却系統を加圧し、各部漏れの無い事を確認しています。
パワーステアリングフルードも新しいオイルを補充しています。
エンジンを始動し、充電電圧の測定を実施しています。
正常な数値になりました。
テスターにて故障コードの確認を実施しています。
故障コードの入力は有りませんでした。
この後ロードテストを実施し、異常の無い事を確認しています。
最後にエンジンルーム内清掃して仕上げています。
以上で今回の整備は完了です。
万全のサービスを心掛けておりますが、
何かお気づきのことがございましたら、
何なりとお申し付けください。
この度はご入庫ありがとうございました。
TECHNO FACTORY 橘川
2016年 4月1日
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